久々にバーボンの新入荷です。
フォアローゼス シングルバレル
四輪のバラという優美な名前を持つバーボンです。
名前の由来は…
創業者であるポール・ジョーンズがある日、舞踏会で絶世の美女に一目惚れしました。
すぐさまプロポーズしたポールに対し、美女は「お受けするなら次の舞踏会にバラのコサージュをつけて参ります」と。次の舞踏会に現れた彼女の胸には四輪の赤いバラが飾られていて、この出会いを記念しポールが自社のバーボンに「フォアローゼズ」と名付けたといわれています。
シングルバレルとは、1つの樽から造られるという事。
厳選された原酒をマスターディスティラー、ジム・ラリッジ氏がひと樽ひと樽テイスティングし、氏が品質と味わいに納得できる樽だけを商品化しています。
シングルバレルのため、ひと樽からボトリングできるのは、わずか235本。
製造は、瓶詰めも含めてすべてスタッフたちの手作業で行なわれ、熟成庫の番号や樽の位置を手書きで記したラベルが、一枚一枚貼られています。
蜂蜜やメープルシロップを想わせる香りにあふれ、シナモンやナツメグを想わせるスパイシーな味わい。
ひと口含むとほのかに香りが鼻孔に抜け、とろけるような口当たりです。
もちろんストレートでお楽しみいただけるお酒ですが、私のおすすめの飲み方はミストです。
グラスにクラッシュドアイスを詰め、上から静かにフォアローゼズを注ぎます。
時間が経過するに従って水とバーボンの割合が変化し、1杯でさまざまな味が楽しめるのが魅力です。
今宵、四輪のバラに誘われ「粋に楽しむ一杯」はいかがでしょうか。