ボジョレーヌーボー解禁

ボジョレーとはフランスの南東部にあるボジョレー地区で収穫されたぶどうを使って生産されたワインのこと。ヌーボーとは「新しい」という意味。

その年のぶどうの出来を祝い愉しむ収穫祭がボジョレーヌーボーなのです。

 

本格的な輸出が始まったのは1968年。当初の解禁日は11月15日であったが、1984年から11月の第3木曜日に改められました。

解禁日が設けられた理由はヌヴォーがよく売れるということで、各メーカーがどこよりもいち早くヌヴォーを出荷しようと競い合っていたものがだんだんエスカレートしていき、ついにはワインとして十分出来上がっていないにもかかわらずワインとして出回るようになってしまったからだそうです。

 

今年は2酒類のヌーボーをご用意しました。

ピエール・ポネル

1875年、ピエール・ポネル氏によって設立。現在の同社の代表はジャン・ピエール・ニエ氏で、彼がブドウ栽培業者の選別と契約やワインスタイルの方向性を決めています。同氏はエノロジストとしてワイン醸造においても卓越しているだけでなく、ワイン産業に長く携わってきた経験からも栽培業者からの信頼は厚く、永きにわたって積み上げてピエール・ポネル社のワインに対する評価をより確固たるものとしています。

 

ブシャール・エイネ・エ・フィス

1750年ジョセフ・ブシャールによって設立。ボーヌでもっとも由緒あるネゴシアン・エルヴァール(ワインの貯蔵熟成も手がける販売業者)です。

「最良のワインであるため、畑からびん詰めまでを見守り続ける」というスピリットのもと、常にワインの状態を見つめ続け完璧な温度管理と細心の注意をはらい素晴らしい個性と深い味わいの花を開かせます。

 

ボジョレー委員会によると、2010年度の葡萄は、2009 年ビッグヴィンテージに近いすばらしい出来ばえとのこと。

ティン佃では、今夜の0時を待って解禁!です。